「週刊！　ケモノ部」vol.39 「Happy Tree Friends」

ポップでメルヘン、そして血生臭く

※注意　本記事では出血・四肢欠損・内臓露出など重度のグロ表現が含まれる作品を扱っています。ご注意ください。

アバン

可愛らしい動物のキャラクターたちが過ごす日常♪
遊具で遊んだり、演奏したり、ドライブしたりと
皆が皆楽しそうに好きなように生きている
そんな最中、あるアクシデントが！
そこからは空気が一変、血や内臓が吹き飛ぶ大惨事に…
デフォルメケモの毛皮に包まれたグロテスクギャグアニメ

公式壁紙 on Mondo Media公式サイト / © Mondo Media

イントロ

「週刊！　ケモノ部」とは世界にあふれるケモノコンテンツを収集しそれを毎週紹介するものである！

ケモノ部

今回ご紹介するのは、カルト的人気を誇るフラッシュアニメ「Happy Tree Friends」だ！
日本では「ハッピーツリーフレンズ」、略して「ハピツリ」などと呼ばれており、
「検索してはいけない言葉」で本作を知ったという人も多いのではないだろうか
いかにも子供向けの風体でありながら、いざ覗いてみると血みどろの大惨事！トラウマ必至！……

──そんな感じの本作だが、カワイイ×グロのギャップとシチュエーションを活用したグロ表現が魅力的だ
例えばポップコーンマシーンに顔を突っ込ませて脳みそをポップコーンのように調理したり^[1]
眼球をレモンに見立て絞り機で血を絞り出してレモネード(?)を作ったり^[2]
各エピソードに登場する機器や道具をフル活用するものがいっぱいあるぞ
特に二つ目の眼球レモネードのエピソードはレモネードを作る屋台というかなり狭い舞台でありながら屋台の看板・包丁・レモン絞り機・レモネードの全てがグロ描写に活用されており非常に人気の高いエピソードだ

ブラックコメディ×スプラッターという見る人を選ぶジャンルではあるが、この作品が一度ハマると抜け出せなくなるほどの中毒性を持っているのは間違いない！
グロいのはヨユーだぜ！という方は是非見てほしい
もはや清々しいとさえ感じるグロ表現の数々がキミを待っているぞ！

概要

公式サイトのバナー画像 on Mondo Media公式サイト / © Mondo Media

ハッピーツリーフレンズはアメリカのMonde Media社から発表された短編アニメーション作品だ
1999年のシーズン1から2023年の「Too Much Scream Time」まで不定期に更新されている
2024年2月現在では全94エピソード、そう聞くと多くて長いと思われそうだが1話2~3分で終わるためグロアニメでありながらスラスラ見られるのが特徴的だ

「海外作品かぁ〜、英語分かんないけど楽しめるかな？」と思う人もいるかもしれないが安心して欲しい
本作はジェスチャー主体でセリフらしいセリフはなく「Hello」や「Wow」など非常に簡単なものと
悲鳴や断末魔で構成されているため悩むことなく楽しむことができるぞ！

▼以下公式リンク

※一部動画に年齢制限あり　グロテスクなサムネイルの動画があるため注意！

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キャラごとにタグがあり登場エピソードが分かるありがたい機能がある

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ストーリー

本作は基本的に1話完結型の作品だ　たまに話をまたぐこともある
エピソードによってはキャラクターの職業や関係性が変わることもあるぞ
また舞台も変化することがあるがお話のフォーマットはある程度決まっており、舞台設定→平和な日常→アクシデントによる負傷や死→悪化や拡大…といった流れで進行していく
キャラクターたちはほとんどのエピソードで凄惨な死を迎えるのだが、
中には死傷者がゼロの激レアエピソードもあるぞ　是非探してみてくれ！

ここまでストーリーの概要を話してきたが、その魅力について話していこうと思う！
グロ描写に気を取られがちだが、その前段階である日常のパートに着目してみるとグロテスクな展開への伏線や動線が丁寧に散りばめられていることが分かる
この道具orキャラが出たのなら、こういう死に方をするのかな？と予想したり意外なモノが惨事の発端になって驚いたり
舞台装置とキャラクターの特性を上手く活かした演出の巧みさに舌を巻くことになるだろう
ハッピーツリーフレンズは突拍子も無いグロ描写が少なく
キャラクターへの愛に満ちたロジカルなスプラッター作品なのである！

キャラクター

ここからはハッピーツリーフレンズの世界を血や内臓で彩るキャラクターたちを紹介しよう！
バラの茎で顔面を貫いたり、窓に挟まって首を落とされたり、前屈して背骨を骨折したりなど……
本作のキャラクターたちは一部除いて身体が脆く、ほんの些細なことで負傷してしまうぞ

⚫︎Cuddles(カドルス)

ふわふわの毛が魅力的なウサギの男の子。ピンクのウサギのスリッパがお気に入り。楽しい事やイタズラが大好き。
キャラクター紹介ページ on ハッピーツリーフレンズ日本語版公式サイト / © Mondo Media

ピンクのウサギスリッパがトレードマークのウサギの男の子
たとえ死ぬ時でもスリッパとは一緒な本作の主人公だ
無邪気で明るく活発な性格だが少々危機感が欠如しているぞ
遊泳禁止の場所で泳いだり^[3]動物に熱した金属棒を当てたり^[4]、本人も他キャラも巻き込む事態を引き起こすことがあるぞ

⚫︎Giggles(ギグルス)

キュートなシマリスの女の子。くすくすっと恥ずかしそうに笑うのがチャームポイント。ちょっとだけシャイ。カドルスやペチュニアとはとっても仲良し。
キャラクター紹介ページ on ハッピーツリーフレンズ日本語公式サイト / © Mondo Media

大きな赤リボンとクスクス笑いが特徴的なシマリスの女の子
ヒロインであり複数のキャラとデートすることがあるが、特にカドルスと絡む描写が多くハロウィンの特別回^[5]ではゾンビになっていてもイチャイチャしているぞ　リア獣め

⚫︎Lumpy(ランピー)

片方のツノが逆さに生えている水色のヘラジカ。お店で働いたり、バスの運転手をしたり、いろいろな仕事をするけど、とっても不器用。やる気が空回りする事もしばしば。
キャラクター紹介ページ on ハッピーツリーフレンズ日本語公式サイト / © Mondo Media

片方だけ向きの違うツノが目立つ高身長のヘラジカ
大人枠かつ尋常じゃ無いほどのトラブルメーカー
度重ねたドジで築いた死体の山は数知れず
更に第1話^[6]から他キャラを殺めているという徹底ぶり
登場回数1位、他キャラのキル数1位は伊達じゃない

⚫︎Flippy(フリッピー)

退役軍人の緑色をしたクマ。神経が擦り切れるまで戦い抜いたから、しばしば情緒不安定に…。普段は温厚なのに、ときどき別の人格が現れて、誰にも手を付けられなくなる。
キャラクター紹介ページ on ハッピーツリーフレンズ日本語公式サイト / © Mondo Media

戦争でのトラウマにより二重人格となった退役軍人のクマ
戦争や戦いを想起させる物や音を見聞きすると凶暴な人格に切り替わり、周囲の人々を敵と見なし殺してしまうぞ　そんな彼の凶悪な二面性に惹かれたファンはとても多く、
公式で行われた人気投票^[7]では見事一位に輝いているぞ！

AND MORE…

むすび

いかがだっただろうか！
ハッピーツリーフレンズはかわいいケモで釣ってグロを浴びせてくるようなトラウマアニメ！
というイメージが強いとは思うがそれで片付けてしまうのは勿体無い！
見る側を飽きさせない七色のグロ描写と丁寧に作り上げられたストーリーは本作の個性であり魅力だ
イントロでも話した通り、確かに見る人を選ぶ作品なのは間違いないが
刺さる人にはとことん刺さる魔性の魅力をこの作品は持っている！
今この記事を読んでいるキミに刺さっていることを願う！

引用:

ケモノ部では紹介してほしいコンテンツを常に募集している
有名無名問わずケモノなら何でもOKだ！
ぜひともコメントしていってくれ！もちろん感想のコメントも大歓迎だ！
あとハピツリの推しも教えて欲しい！ちなみに私はフリッピーとフレイキーを推しているぞ！

灯(ともり) @handy_ghost_cat

この記事のフォーマットを理解するのに半日かかった猫です。

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