アバン
レッサーパンダの彼女の名前は烈子。25五歳独身。さそり座のA型
どこにでもいる普通のOL
ムカつく上司に目をつけられて今日も会社で残業してます
真面目真面目とみんなは言うが、彼女には……
誰にも言えない秘密がある
会社帰りの安らぎの場所
カラオケルームの最奥の、歪んだエレキのバックコーラス
真面目にOLマイクを手に取り、マジめに咆哮デスボイス♪
配信サイト | リンク |
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Netflix : | https://www.netflix.com/jp/title/80198505 |
イントロ
「週刊! ケモノ部」とは投稿主のノブが世界にあふれるケモノコンテンツを収集しそれを毎週紹介するものである
ケモノ部
今回紹介するのはズバリ「アグレッシブ烈子」だ!
パワハラ上司に同僚付き合い、言い返せない性格。不満ばどんどん溜まるばかり……
我慢我慢のそんな状況。唯一本音をぶちまけられるのはデスメタルだけ――
TV番組のコーナーアニメから始まった本作は、Netflixオリジナルアニメとして復活し海外を中心に破竹の勢いで第4シーズンまで続く人気シリーズと成り上がった
一歩間違えれば胸糞不可避な題材を笑いに変える抜群なバランスで描かれる本作の監督は、あの「やわらか戦車」を世に送り出したラレコ氏だ
勢やよし!センスもピカイチ!これは外すわけない!
今回のケモノ部では第1シーズンに焦点を当てて紹介する
サンリオ×社会派×ラレコの本気をとくとご覧あれ!
※前回の記事に早速感想を頂いた!とっても嬉しかったぞ!
概要
主要キャラ
烈子
・言わずもがな本作の主人公
・レッサーパンダで、本人曰く普通のOL
・しかしその実態はすでに書き記した通り
キャラリーマン商事株式会社の経理部で働くレッサーパンダ。 憧れの商社で華の丸の内OL生活と思いきや、現実は無茶な仕事を押し付けてくる上司や自分勝手な同僚に振り回される毎日。 言い返せないが怒りがたまると我慢できず、一人カラオケでデスメタルを歌ってストレスを発散するのだ。 誕生日:11月6日
© 2022 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ
ハイ田
・烈子と並んで人気の高いキャラクター
烈子の同期でしゃくれたハイエナ。上司のことをほめてほめてほめまくって自分を気に入ってもらおうとしている。それがうまく生きるためだと割り切っているところがある。 「しゃくれ」をイジられるのが嫌いなので「謝礼」とか「社会」とかの言葉に敏感に反応して食い気味に突っかかる。気になっているのかちょいちょい烈子にちょっかいを出し、ウザがられている。
© 2022 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ
鷲美
・とあるきっかけから烈子と友達になる強い味方
社長秘書を務める美人ヘビクイワシ(秘書の鳥)社長の痒い所に手が届く敏腕秘書だが社長の人使いの荒さとメンタルの弱さにうんざりしている。仕事ではクールだがプライベートは派手なほう。
© 2022 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ
・ゴリ部長
・鷲美と並んでカリスマを漂わせる烈子の味方。その実活躍は少ない
マーケティング部門で働くばりばりの女部長。見た目の迫力とは裏腹に意外と繊細な心の持ち主で思ったことを言えないことが多い。コンサバファッションでオシャレなのに外見がアレなのでいじられ、家に帰って枕を濡らす。
© 2022 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ
・トン部長
・おおよそ全ての元凶
女はみんな腰掛けなんだからお茶汲みしてればいいと思っている古い考えのデュロック種の豚。ゴルフと飲み会が大好きで、 毎晩社内の若手を捕まえて飲み歩いている。機嫌が悪い日といい日があって部下はご機嫌を伺いながら接する。答えはひとつしかなくて、異論は認めない。制汗スプレーと消臭スプレーが机の下にカートンで置いてある。
© 2022 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ
引用 : https://www.sanrio.co.jp/character/aggressiveretsuko/?relation
ストレス
真面目なやつほど損をする世の中とはよく言ったもので、烈子もまた真面目が故にストレスの多い女性である
彼女の働く経理部の部長は未だ昭和にとらわれている典型的なパワハラ上司だ
不幸にもそんな上司のお気に入りに選ばれてしまった烈子は、言い返せない性格をいいことに、「これだから……」と嫌味を言われる毎日
本当に耐え続けるだけで乗り切れるのか?
デスボ
突然だが皆さんはデスボイスとシャウトの違いをご存じだろうか
シャウトとは楽曲の”音程やメロディーに合わせて叫ぶように歌う”ことであるのに対して、デスボイスというのは”音程やメロディーに関係なく大声で歪ませて叫ぶ”ことを特徴としている
主に感情がマイナス方向の極限をとったような歌詞を歌い上げるときに使われ、あるいは聞き手に絶大なインパクトを残す演出手法としても使われる
そんなデスボイスを使いこなすのが、何を隠そう烈子である
何がきっかけで真面目な彼女がデスボ使いに豹変することとなったのかは定かではないが、彼女のそれは正しく魂の叫びであった
不満……我慢……抑圧……鬱憤……
言い返せず、変える勇気も出せず、悶々凝縮された感情の波動
その存在を隠し続け限界に達した烈子にとって、カラオケボックスはまさしく聖域だった
その日も烈子はカバンからマイクを取り出し重機が補助脚を広げるように足を開く
その全てを開放する姿勢に移った彼女を止めるものは誰も居ない
吐き出す吐息は唸りをあげて、叫びが今、顕現する――
この項を書くにあたってこのこちらの記事を参考にした : https://vocal.studiorag.com/scream-shout?disp=more
恋愛
恋愛経験のない主に烈子の気持ちは分からない
しかし一つ確かに感じ取ったのは、人を好くのも好かれるのも案外そっけないものだということだ
それはともかく、烈子は作中恋に落ちる
これは盛大なネタバレになるが、烈子のデスボは恋愛に負けた
それくらい酔いの回った恋をする
本人が幸せなら、それで良いのだが……
むすび
さて、今回アグレッシブ烈子を紹介するにあたって第1シーズンを見返してきたのだが、危うくそのまま前シーズン見返すことになるところだった
あぶないあぶない……
見返した感想を一言で表すなら、「えっ、こんな序盤で終わるの!?」だろうか
この第1シーズンの烈子、正直言ってまだアグレッシブ度に欠ける
いや違うな、シリーズ後半のの烈子が常識外れすぎるだけだ
あっ、主はこれから止めていたシークバーを再開させねばならないのでこれで失礼する。んじゃね、また来週!
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