猫にチョコはダメ絶対！
アバン
もしあなたの飼い猫が、本当は人の言葉を話せるとしたら……
あなたはどんなことを聞いてみたいですか？
おしゃべり大好き猫のみかんは今、吐夢の家で暮らしています
温かい家族に迎えられ、思う存分しゃべるのです
でも、そのぶん外では絶対しゃべりません
なぜって？
それは……
不思議な雰囲気を持つオレンジ色のオス猫を拾った小学生の草凪吐夢は、その猫に“みかん”と名付けて家で飼うことにする。
ストーリー on NIPPON ANIMATION
ある晩、なんと吐夢は台所で晩酌しながら人間の言葉で独り言をしゃべっているみかんを目撃してしまう。
みかんは、その昔みかんを飼っていた“じいさん”と一緒に暮らすうちに、いつしか人間の言葉が話せるようになってしまった変りもの猫だった。
おまけに、みかんは2本の足で立って歩いたり、器用に字や絵まで書く事が出来たりと、全く猫ばなれしている存在だった。
吐夢と両親は、そんなみかんの秘密を受け入れ、一緒に生活していくことにする。
白泉社「LaLa」に掲載された人気少女マンガをアニメ化した、変わりもの猫・みかんと家族のハートウォーミング・ストーリー。
イントロ
「週刊！ ケモノ部」とは投稿主のノブが世界にあふれるケモノコンテンツを収集しそれを毎週紹介するものである
ケモノ部
さて、今回紹介するアニメはズバリ、「みかん絵日記」だ！
一人っ子で大人しい小学生の吐夢の元にやってきたのはなんとしゃべる猫だった！？
おしゃべり猫の「みかん」を中心に繰り広げられるハートフルコメディ
種族を超えた家族の絆にほっこりすること間違いなしだ
概要
猫たち
本作には猫たちが多く登場する
主役であるみかんはもちろん、個性豊かなその仲間も必見だ
そんな猫たちを紹介するぞ！
・みかん
本作の主人公？主猫公？であり、人の言葉を扱えるバイリンガルな雄猫
活発でいろんなことに興味津々
吐夢の宿題にも興味を示し、手を付けられなくなった事から絵日記を買い与えられる
かつて人前で言葉を話した際「化け猫」扱いを受けた過去にトラウマを持っているため、人前では絶対に話さないようにしている
しかし、酒好きなうえに酔うと口が軽くなるものだから、ある日晩酌を目撃されたことによって吐夢にバレてしまう
そこから吐夢とみかんの、兄弟のような家族生活が始まるのであった
・くろぶち
何件かの家を回って餌をもらっている半野良の雄猫
白っぽい毛並みに黒いぶち柄が特徴的で、名前の由来にもなっている
野良時代のみかんの友達
作品中盤から、喫茶店の看板猫として飼われることになる
理由は喫茶店のマスターと……
(実は本作中で主の一番好きな猫である)
・牡丹
やたらとデブい13kgもある真っ白なチンチラペルシャの雄猫
飼い主のことが大好きで、飼い主からの愛情はその体系が物語っているだろう
飼い主に彼氏ができたときは嫉妬狂いしていた
・カルマ
引っ込み思案なシャムネコの雄
毛が短いため寒いのが苦手で、雪予報と聞くや急いで退散するくらい
手術をしてからいっそうそっちの気が強くなったといわれている
・ちびたろう
本名を「ステファン・オージーヌ・ロドルグスキー」というロシアンブルーの雄猫
完全な家猫で、一人で外に出してもらえたことはない
とはいえ、お金持ちの豪邸に暮らしているから家の中を歩き回るだけでもなんだ十分とか
・賢三
牡丹の親友の雄猫で、魚屋に飼われている
狩りの名手で特にネズミ捕りが得意だとか
優等生タイプで、みかんに店の魚を分けてほしいと頼まれた時も、「店の魚に手を出さないのが魚屋の猫の掟だ」と毅然としていた
・キリー
捨て猫だったところをもりーと一緒に保護された雌猫
しおらしい性格で、後にみかんのお嫁さんとなる
赤い首輪が見印
・モリー
キリーと双子の雌猫で、キリーより二回りほど大きい
黄色い首輪が目印
・こりんご
みかんとキリーの間に生まれた雄猫
みかんのように言葉を話せて外見も色以外はよく似ている
家族
家族の形はいろいろあるが、この家族ほど変な家族もそうないだろう
なんたって喋る猫がいるのだから
そして、この家族ほど強い絆で結ばれている家族もそうないだろう
なんたって特別な秘密を共有しているのだから
しかしそんな絆も、相手のことを知ろうとして初めて築けるものなのだとこの作品を見ていて感じた
秘密を打ち明ける勇気やどんな秘密も受け止める覚悟なんて大層なものは必要なくて、ただすこしずつ言葉を交わしていけばいいのだ
そうして気づけば、お互いに掛け替えのない存在となる
必要なのは思いやりだけ
むすび
今回紹介したみかん絵日記、実は主が生まれる前の作品だ
そして残念なことに、アニメは完結前に打ち切られてしまっている
昨今のアニメもそうだが、どんなにいいアニメだったとしても視聴率が取れなければ続かないのは世知辛い世の中だと思う
とはいえこのアニメが非常にいいアニメであることに変わりはない
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続きが気になったら原作コミックも忘れずに
と、いうことで今回のケモノ部はここまで！んじゃね、また来週！
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