獣人の「彼」と心を通わす90日間
アバン
戦争を止めるべく「私」の元に連れてこられたのは1人の獣人
交渉のために残された時間はたった90日間
国の思惑も動きつつある中、「私」は自分にある信念の元言語の解読をしていく
時には会話したり、食事を共にしたり、「彼」の話を聞いたり…
異文化の相手と言葉だけでなく徐々に心を通じ合わせていく物語
https://shironor.booth.pm/items/5527836
イントロ
「週刊！ ケモノ部」とは世界にあふれるケモノコンテンツを収集しそれを毎週紹介するものである
ケモノ部
今回紹介するのは「ヘルメネウスの箱庭」という作品だ！
ある国の言語学者である「私（プレイヤー）」が獣人と生活しながら彼の言語を理解していくゲームである
時には料理したり、読書したり、人間の使うものを与えたり…
3ヶ月の間に言葉だけでなく心も通わせるための２人の物語である
生活の中で私と彼が抱く心境の変化にも注目だ
概要
あらすじ
ある国の辺境の山、そこには狼の一族が生活していた
人間が訪れるには険しくお互いに関わることはなかったが、１年前貴重な宝石が取れることが発覚
山への侵攻の計画が少しずつ立てられていた
そこで言語学者の「私」はその一族と交渉ができれば武力行使せず目的を達成できるのではと提案する
3ヶ月という短い期間の中、「私」は自分の部屋に連れてこられた獣人と生活し、彼らの言語を理解、そして交渉への糸口を探ることとなる――
登場人物
「私」
プレイヤーが任意の名前を付けることができる
ある国の言語学者として後述する「彼」から狼の一族の言語を解読する使命を受ける
ただ交渉の材料として「彼」を利用するだけでなく、戦争の原因の究明、そして戦争の平和的な解決を望むために行動していく
「彼」
こちらも任意で名前を付けることができる（本記事ではデフォルト名の「ラハル」を使用）
国の戦争の際に唯一生きたまま捕獲することのできた一族の捕虜であり、言語解読のために「私」の元へ連れられてきた
りりしい顔をしているがいつもどこか冷たい視線をこちらに向けている
ゲームを進めて行く内に彼の素性や一族について少しずつ明かされていく
ゲームの進行方法
このゲームでは限られた期間で彼の言語を「理解」しなければならない
そのため獣人に話しかけたり何かしら行動をおこしつつ、会話の中で単語の意味を推測していくこととなる
初めは何を言っているのかわからない箇所が多いが、前後の文の流れや会話のテーマからどの単語が何を意味しているかを特定することができるので諦めずに解読してみよう
解読は先述の通り前後の推測や会話のテーマから行うことになるが、難易度によっては「ひらめき」を使うことで単語の意味の正解を導き出すこともできる
ただし回数に制限があるので使うタイミングには注意しなければいけない
一日の過ごし方
このゲームでは1日に行動できる回数が限られている
食事を作ったり彼との対話を行ったり様々な方法で言語の解読を進めていこう
一度推測できない単語であっても他のシーンで同じ単語が使われることも
その場ですべて解読ができなくても諦めずに他のシーンも見てみよう
途中様々なイベントが起きるが、その前にある程度単語を解読できている必要がある
上手く「ひらめき」と自分のひらめきを使ってゲームを進めて行ってほしい
そして戦争を止めるべく「私」がどのような行動にでるのか…こちらも是非ゲームをプレイして確かめて欲しい！
むすび
いかがだっただろうか？
当てはまる言葉を探すのは難しく感じることもあったが、上手く探し当てて会話が通じるようになった際には実際に言語学者として解読しているような感覚を味わうことができると思う
また、エンディングも複数用意されていて自分の選択でその先が変わる箇所もあるので是非何度もプレイしてみてもらいたい
さらに作者によると、次作である「ヘルメネウスの旅路」も製作中であるとのことなので続報を楽しみに待ちたいところだ
最後に
私事ですがしばらく記事の更新ができず申し訳ありませんでした。
私自身の都合で活動を休止しておりましたが無事に終了致しましたので執筆を再開させていただこうと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
※今回の記事に使用した画像はすべてゲーム内スクリーンショットから引用
ケモノ部では紹介してほしいコンテンツを常に募集している
有名無名問わずケモノなら何でもOKだ！
ぜひとも下のフォームか、主のTwitterまで連絡をしてくれ！
ケモノ部 コメント箱
