みなさんこんにちは。ユータです。
この記事が私として初投稿の記事となるわけですので、今回は初回に相応しいテーマにしたいと思います。それは、私がふぁり研を知ったきっかけです。私がふぁり研に入ったきっかけはいろんな方面で話している(それこそ部誌No.7の冒頭にも書いてあります)ことですが、今回は文字数制限のないブログということで、より詳しく私がふぁり研を知って入部するまでの変遷を紹介しようと思います。
ふぁり研を知るまで
2018年5月20日、当時高校1年生だった私は1人のフォロワーに興味深い話があるから会いたいと言われ、中間試験中の日曜日ではありましたが、近くのカフェでそのフォロワーと会いました。カフェに来て早々差し出されたのはそのフォロワーが国立国会図書館でコピーしてきたとある学術誌の記事でした。記事の名前は「キャラクターとしての動物表象:ケモナーとファーリー・ファン」執筆者は執筆当時は東大の文学部生、私が読んだ当時は東大の博士課程の大学院生でした。記事の内容はそのとき以来見ていないので詳しくは覚えていませんが、ざっくりと言えばケモノ/Furryというものの説明と本気でケモノを学術的に研究していくという旨の宣言がされていました。私はそれを読んでものすごく感動したのを覚えています。元々この記事を見せてくれたフォロワーともケモノと学問を通じて知り合い、会う度にケモノに対する持論を語り合う仲だったので、それを東大という研究機関で実際に研究している人が存在することが嬉しくて堪りませんでした。しかし、話はそれだけでは終わりませんでした。記事を読んだあとに、東大に「東京大学Furry研究会」というケモノを研究するサークルがあると聞きました。前日の5月19日の五月祭に参加していたということを聞き、土曜日に学校があることと中間試験中であることを憎みました。東大の学園祭は秋の駒場祭もあるので駒場祭にも出てくれることを願ってその日は解散しました。
駒場祭2018と入部決断
そこから数ヶ月が経ち、駒場祭が近づいた11月、ふぁり研が駒場祭に参加することを知りました。そこで今度こそと思い、11月23日の駒場祭に行きました。ふぁり研の教室では、スケッチブックがあったのでジュエルペットの絵を描いたりグリーティングをしたりしました。あとは、ルゥメンさんとまんぐさんの発表を聞きました。(当時の記憶を頼りにしているので多少異なるかもしれませんが)ルゥメンさんの発表はリアル系着ぐるみヘッドの視野を光学系設計を用いて(レンズを上手く活用して)広げるという試みの成果、まんぐさんの発表はファーリーの概要とそのコミュニティについてという内容でした。私はその発表を見て大変感激しました。本当に大学生がケモノを題材に研究しているのを見て、私は大学生になったら絶対にこのサークルに入ると高校1年生ながらに決意しました。
入部すると決めてから
そこからはとにかく遠回りせずに大学生になれるように受験勉強に励みました。ここから少し余談になりますが、ふぁり研はインカレサークルなので入部するには関東の大学、専門学校所属であればどこでもいいのです。しかし、当時の拠点が東大だったのでせっかくならと東大を目指すことにしました。受験界隈では有名な話ですが、合格するには目標よりもワンランクレベルの高いところを目指さないといけないと耳にしたことがある方もいると思います。自分の進学のボーダーラインは早慶以上だったので、ふぁり研が東大で発足して、それを理由に東大を目指していたことが現役で大学生になれた要因だったのかもしれません。相当話を壮大にしてしまっていますが、つまり、ふぁり研が私の受験を支えてくれたとも言えるのかもしれません。
入部
話を戻して、2021年3月、無事に大学受験を終えて大学生になれることが確定しました。とにかく早くふぁり研に入りたかったので高校を正式に卒業する前の3月中に一度ふぁり研に入部希望のメッセージを送りました。そして、2021年4月7日の新歓で入部して晴れてふぁり研部員になりました。
以上が私のふぁり研入部までの物語です。私の中での体感ですが、ふぁり研部員の大半は学生になってからふぁり研の存在を知って即座に入部するというケースです。そう考えると、ふぁり研が発足してすぐにその存在を知って高校3年間入れるまでずっと待ち続けたのは私くらいなのではないかと思います。それくらい待ち続けてようやく入ったので、これからも全力で一部員として活動していきたいと思います。長々と書いてしまいましたが、これで今回の記事を終えたいと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。