おやきのようにもちもち
大ニュース！
今週はケモノ部に差し替えてビックニュースをお届けする！
なんとこの度、長野駅様のご厚意でQA方式のインタビューを認めてくださったのである！
内容はもちろん、『ながも』くんについて
インタビューではながもくんのイチオシポイントや、誕生の経緯など、気になる話題を質問してきたぞ！
と、いうわけで、ここからは口調を改めてお送りさせていただきます
お忙しい中、突然の連絡だったにも関わらず快諾してくださったJR東日本様および長野駅様には頭が上がりません
本当にありがとうございました！
ではさっそくインタビュー内容の紹介に移りたいところですが、その前に一度ながもくんについて復習しておきましょう
この記事を読みに来てくださる読者の皆様なら、「何を今更」とお思いかもしれません。しかし、ながもくん誕生から3ヶ月強のいま、その来歴をまとめるにはちょうどいい機会ではないでしょうか
この記事は”ノブ”が責任を持ってお届けします。どうぞごゆるりとながもくんの魅力にお浸りください
ながもくん
ながもくんの登場はある種の必然だったのかもしれません
6月某日、Twitter上では公式発表より早い段階でながもフィーバーが巻き起こっていた
「かわいい」
「大歓迎」
「え、かわよ」
――以下多数――
きっかけとなったのは長野駅で撮影された一枚のポスターを載せたツイート
このツイートの爆発的な拡散具合をからも、『ながも』がいかに多くの人に望まれて誕生したのかが分かります
かくいう私もその中の一人で、ながもくんの可愛さにゾッコンになってしまいました
そして、きたる6月24日。多くの人が待ち望む中、公式からの第一報が入電
そして、続けざまに同校HP上で続報が公開
https://www.n-bisen.ac.jp/campus_life/feature/2022/06/post_60.html
HPでは新聞掲載がされたことや、チラシ、缶バッジを使ったプロモーション課題の様子が紹介されています
(缶バッチゲットできた人が羨やましい)
ちょいメモ！
・『ながも』は「駅キャラプロジェクト」によって誕生したキャラクター
・モチーフとなったのは長野県の県獣である「カモシカ」の子供
・長野駅からの要望を受けた長野美術専門学校の生徒が「6次デザイン」という科目の一環として取り組んだとのこと
7月になると、JR東日本長野支社より正式にキャラクターが発表され、
すぐさま複数メディアによるインタビュー記事が公開
| ・ Jタウンネット | https://j-town.net/2022/08/14337284.html?p=all |
| ・NBS長野放送 | https://news.yahoo.co.jp/articles/0a27abb4279b6c49a0af8d867dcbf3979976a03f |
そして9月、ついにながもくんのデザインを担当した学生さんが明かされる
素晴らしいいデザインを担当してくれた学生さんの公開に、リプライでは感謝や称賛の声が上がっていました。
様々なメディアを経てますます有名になっていく『ながも』
我々Furry研究会もJR東日本様とやり取りをさせていただき、ついに今日その内容を記事として公開できることになりました！
それでは皆様お待たせしました。インタビュー本編へ参りましょう
インタビュー
Q1, ながもくんが憧れている人はいますか
A, 「ながも」が憧れているのは、自分を助けてくれた駅員と、そして速く走れる電車と新幹線です。
最初の質問はこれと決めていました
ポスターで印象的だった敬礼姿。その愛くるしいながらも責任感に満ちたながもくんに心打たれたのは私だけではないはず
「きっと、ながもくんは憧れている駅員さんを真似しているのだろうな」と、想像してしまって胸キュンなのです
Q2, ながもくんの性格は活発なのでしょうか、それとも大人しいのでしょうか
A, 「ながも」はあまり積極的には喋りませんが、好奇心旺盛で人間にも興味があるので、電車内や改札前の人間観察が趣味という一面も持っています。
好奇心はあらゆるものの源です。知りたいという根源的な欲求が一歩を踏み出す原動力になるのです
そしていま、私の心はながもくんに対する好奇心でいっぱいです。一方で、ながもくんも人間に興味があるとのことです
そして、電車にも乗るらしい
（ということは、もしかしたら会えることもあるのかな）
そう妄想せずにはいられませんが、くれぐれもながもくんをこちらの好奇心で質問攻めにしてはいけません
困ってしまうでしょうから
Q3, ながもくんの敬称は「くん」で合っていますか
A, 「ながも」の性別は現在秘密になっています。ですので、皆さまの呼びやすい敬称で親しみを込めて呼んでいただけることが、「ながも」も嬉しく思っています。
この質問はながもくんの虜になった人々の呟きに着想を得て尋ねようと思ったもの
私のようにながもくんと呼ぶ人もいれば、ながもちゃんと呼ぶ人もいる
性別不詳で中世的な、真の意味で可愛さを持った「ながも」、読者の皆様はどんな呼び方で可愛がりたいですか？
ちょいメモ！
・ながもくんのモデルになったカモシカ(ニホンカモシカ)、実は特別天然記念物に指定されている
・カモシカはウシの仲間で、頭の角はオスメス関係なく生えているものだ
Q4, 主にSNSを中心に人気の出たながもくんですが、この人気はうれしいものでしたか。また、ながもくんが人気になる確信はありましたか
A, まさか、こんなすぐに注目していただけることは予想外でした。SNSでの大きな広まりをきっかけに長野県内の方に限らず、多くの方に存在を知っていただけたことは大変嬉しいです。「ながも」の愛くるしい見た目はもちろんですが、「長野駅の列車の発着時刻を暗記している」など、駅キャラならではの性格にもぜひ注目していただけたらと思います。
私自身、長野県外に住んでいる身なのでこの「バズり」がなければながもくんの存在を知らずに過ごしていたかもしれません
ただ、知ってしまったら後戻りできない魔性の魅力がながもくんにはあって、それだけは自信を持って確実に言い切ることができます
その結果のバズりなのでしょうし、これからどんな展望があるのか考えているだけでも期待に胸が膨らみます
ながもくんに関する詳細なプロフィールは Jタウンネット 様の記事でまとめられています
ながもくんが時計なしでも正確な時刻を把握できる理由も、好きなものも、「全国駅キャラ図鑑」として収録されていますので、まだ読まれていない方は是非ともお読みください！
Q5, 人気を受けて、駅の利用者には何か変化を感じましたか(乗降客数の変化やポスターに足を止める人など、お気づきのことがあればお聞かせください)
A, ご年齢、ご性別関係なく、長野駅構内に掲出の「ながも」のポスターの前で足を止めてじっくり見てくださっているお客さまをたくさんお見かけします。現在長野駅構内に複数枚掲出している「ながも」のポスターは、どれも表情やポーズが異なるので、ぜひ長野駅に来た際には、可愛い「ながも」のポスターをたくさん見つけてください。(2022年9月16日現在の情報。ポスターは予告なく撤去する可能性があります。)
やはり『ながも』の魅力には誰もあらがえないのですね
とはいえ、実際にポスターを見た人でも張り出されている差分の存在については初耳だったという人も多いのではないでしょうか
長野駅近くに立ち寄る機会があれば一枚と言わず何枚でも写真を撮って、見比べて、ながもくんの魅力にどっぷり浸かりましょう！
(金欠な私は今すぐ実地に赴くということができないので、そこが一番辛いところです。お金をためて、いつかは長野観光に行きたいですね。もちろん、そのときは北陸新幹線を使わせていただきます！ ）
Q6, ながもくんと暮らす駅員さんとして、ここがイチオシ！というようなポイントを教えてください
A, 可愛いポイントはたくさんありますが、中でも頭に被っている大きめの帽子がチャームポイントです。これは「ながも」を助けてくれた駅員さんがプレゼントしてくれたものです。カモシカの子どもの「ながも」にとっては少しサイズが大きいのですが、帽子が大きいゆえに、チラッと覗いているツノがまた愛くるしいです。
実は我々Furry研究会の中でもながもくんの帽子に関して「アレは可愛い」という声が上がっていました
デザイナーのこだわりが詰まっているキャラクターですから当然どこをとっても可愛いのですが、ながもくんの帽子は恩師の駅員さんに貰った物ということで、きっと色々な思いが詰まっているのだろうなと想像できます
そんな駅員さんイチオシの大きめの帽子はもちろんのこと、皆様もぜひ、「アレは可愛い」というポイントをみつけて、ながもくんをより一層好きになりましょう
(あゝ、そんなながもくんを間近で見られる駅員さんがうらやましい限りです )
Q7, 今回、長野駅でマスコットキャラクターを誕生させることになったきっかけをお聞かせください
Ａ, 今年は北陸新幹線(高崎～長野間)開業25周年という節目の年です。キャラクターを誕生させ、キャラクターを通じて、鉄道や長野駅、地域の魅力をさらに発信していくとともに、これからも末永く地域の皆さまから愛される駅にしていきたいといった想いから、この度キャラクターの誕生に至りました。
ながもくんは節目を祝う重要なイベントを見事やってのけました
なんたってこれだけ多くの人を虜にしたんですもの、誰が見たって大成功の初陣といえるんじゃないでしょうか
いまや日本の至るところにファンがいるマスコットキャラクターのながもくんなら、長野駅をもっとさらに活気づいた駅にしてくれることでしょう
ちょいメモ！
・北陸新幹線は1997年に開業し、現在はE7系の車両が東京-金沢間を繋いでいる
・『ながも』のマントはこのE7系がモデルになんだそう
Q8, 「駅キャラ」の意義とはずばりなんだと考えますか
A, 「長野駅の新たな顔」と考えます。今後地域の皆様と一緒に長野や鉄道の旅を盛り上げていくにあたり、「ながも」にはたくさん活躍してもらいたいと思います。
「たくさん活躍」という言葉にガッツポーズを送らせていただきたい
ながもくんならどんな事だって乗り越えて大活躍するでしょう
私も微力ながら全力でその活躍を応援させていただきます
Q9, 今回誕生したキャラクターのこれからの展望について、着ぐるみやグッズ化を検討しているというニュースを拝見しました。そこで、駅限定商品やアドバタイジングなどの地域活性化へ活用していく意気込みをお聞かせください
A, 「ながも」を知っていただくことが、鉄道や駅の魅力を知るきっかけにもなり、またそれが地域の魅力を再発見するきっかけにも繋がると考えております。これから先、ながもと一緒にさらに地域を盛り上げていくことを目指し、いろんなことを考えております。ぜひ、皆さん楽しみにしていてください。
グッズが出たら絶対に買うと心に決めての質問
「いろんなこと」なんて言われたら、そのワクワクがどんどん大きくなってしまうものなんです
(財布の紐は緩めておきますね！)
おわりに
今回インタビューにご協力いただいたJR東日本様及び長野駅関係者の皆様に改めてお礼を申し上げます
一介の学生である私にこのようなまたとない機会を提供いただけたことは感謝してもしきれません
そして、ここまで記事を読んでいただいた読者の皆様にも感謝いたします
この記事がすべての「ながもファン」にとって少しでも役に立てたのなら幸いです
今後もFurry研究会の活動をご支援いただければ嬉しく思います
ご意見、ご感想がございましたら下の「メッセージBOX」へお願いいたします
それでは、最後に『ながも』と『長野駅』の益々の発展を願って、記事をしめさせていただきます
2022/10/30 改稿（一部表現変更、誤字訂正）
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