アバン
そこはヤマトの国、『魔獣(まけも)』達の暮らす世界『マジリシア』の東の島国
ヤマトにある伊弉荷(いざなり)神社では、いまイザナリ様が御神火祭を目前に妖力を蓄えている
願いを叶える魔技をもち、炎と稲妻の妖術を司る五穀豊穣の神。しかしそんなイザナリにも悩みの種があった
『コハク』
力を封印され、伊弉荷神社の境内から出ることもできない九尾の狐。イタズラばかりして都の民からも疎まれている
そんなコハクがまたしても問題を引き起こした
……それらは民に幻覚を見せ、操り、魔物を呼び寄せる
解き放たれた3体の悪霊は放置すれば災厄をもたらすだろう
「なんだも、こんなところに変なおもちゃ置いておくのが悪いんだも」
コハクはまったく反省する様子もなく、逃げ口上に転じている
日々の悪行に今回の件、悔い改めるにはいい機会だ
しっかりと責任は取ってもらうぞ
主人公の九尾の狐コハクがイタズラに封印を解いてしまった悪霊を捕まえるべく様々な姿に変化しながら立て続けに起こる異変を解決し成長していく和風アクションRPG!
古今東西おきつね物語 on Steam
イタズラぎつねとして悪名高く都の住民からは拒絶されているコハク。
そんな彼、彼女(コハクは性別不詳です!)はなすびヶ原の都を救い無事平和が訪れるのでしょうか…
イントロ
「週刊! ケモノ部」とは投稿主のノブが世界にあふれるケモノコンテンツを収集しそれを毎週紹介するものである
ケモノ部
さぁて、今回ご紹介するゲームはズバリ「古今東西おきつね物語」だ!
本作では、製作者「ばやちゃお」氏が展開している「魔けモン!」から複数のキャラクターが登場し、ヤマトの地を中心に物語が展開されている(※「魔けモン!」本編の世界線と直接的な関わりがあるかは情報を見つけられなかった)
5/22に待望のリリースとなった本作から、事前にプレイしていた体験版の内容を紹介するぞ!
概要
・基本操作
見下ろし型の2Dアクションゲーム
アクションとはいってもストアページに記載があるように難易度は初心者向けで、ストーリーを楽しみたい人にオススメだ
基本操作は移動、攻撃と変化(へんげ)の三種類
ダッシュなどの操作はないが、変化によって移動速度などが変化する
変化にはアイテムを消費し、そのアイテムは魔物を倒すことなどで入手可能だ
また、寺子屋の布団で寝ると回復ができる(初めての眠りは……)
ゲームオーバーによるペナルティも基本的にはなく寺子屋にて復活する(進行状況は維持される)
・絵馬
伊弉荷神社の絵馬に書かれた願い事を叶えることで報酬を獲得することができる
ゲーム進行に有利なアイテムも貰えるので積極的に叶えてあげよう!
・その他
おすすめの楽しみ方は、片っ端から話しかけること!
個性豊かなキャラクターたちによる、なすびヶ原での暮らしを垣間見ることができる
ストーリーの進行状況や変身状態などによっても会話が変化するので、気が向いたときに話しかけに行こう!
また体験版には収録されていなかったものの、ゲームトレーラーを見る限り釣りなども楽しめるようだ
メインキャラクター
茶柱金時(ちゃばしらきんとき)
寺子屋の先生をしていて、コハクにも対等に接している
道に迷ったときに駆け込めば進むべきところを示してくれる頼れる存在
イザナリ
平時ならばコハクが逃がした悪霊も、ものの数分で捕まえられるが祭りの直前ということもあって妖術の使用を避けている(本人談)
態度ではコハクにきつく当たっているが、なんだかんだで気にかけている様子
玄翁(げんのう)
コハクを封印した張本人で、滅多に姿も見せない
謎の多い人物ではあるが、何か策謀でもあるのだろうか……?
キナリ
コハクの悪友で、カップラーメンコレクター
イザナリに仕えてはいるが、陰ではウザナリと呼んでいる
チハル
伊弉荷神社で巫女をしている
「はわわ~」とどこか抜けた雰囲気で、誰とでもすぐに仲良くなれる
エンジェル
寺子屋の前に倒れているところをコハクによって発見された
占い師とのことだが、果たしてその正体とは
コハク
本作の主人公にして悪名高い九尾の狐
イタズラに悪霊の封印を解いてしまったため、その悪霊たちを捕まえてくるようイザナリから命令を受ける
悪霊を逃がした罰として家を燃やされるが、その家の真の持ち主は……
世界観(「魔けモン!」より引用、独自解釈含む)
神によって作られた魔法世界「マジリシア」
魔力の根源たる「アルカンシエルの塔」を中心に、多種多様な種族が暮らしている
言葉を話し、文化を育み暮らす「魔獣」
時に食料、時にペットとしての「魔獣」
地方によって異なる気候や文化、技術や信仰を伴いながら発展するこの世界で生き生きと暮らす魔獣たち
ゲーム本編では、そんなマジリシアで起きた物語の一つが描かれる
物語の舞台となったヤマトはアルカンシエルの塔の東、春の大陸プランタン地方にある
温暖な気候を中心に四季がある土地は、まだ未開の地も多く残されている
ヤマトにおいて魔法は妖術や呪術として伝承され、古き良き日本を思わせる建物が多くみられる
物語開始時点は日本の秋のような気候で紅葉が舞い、赤茶けた世界が美しい
むすび
いかがだっただろうか
今回は体験版ベースの紹介となったが、非常にかわいらしく、かつ奥深い世界を紹介できていれば幸いだ
この記事が公開されるタイミングでは製品版が発売されているはずなので、忘れずプレイすること!
最後にゲーム本編とは直接関係ないが、「魔けモン!」シリーズよりMVを一つご紹介!
こちらも非常に最高な出来になっているぞ!
というわけで、今回はここまで、んじゃね、また来週!
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